以前に友から怪しい男子二人組がいる(笑)と言うメールを貰い、その状況を聞いてからものの数分で書いて送った短文。
その状況をカンペキに描写したと俺は思っている。(アホだ)
ボーイズでラブな感じなので一応折り返してみる。(笑)
気になった方は続きからどうぞ。
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title:人ごみの中で。
せめてもの気持ちで指先をかすめるように触れさせた。
気づいて欲しくて、ちらりと視線を送る。
そうするとすぐに、優しい笑みを浮かべた相手と目が合った。
彼は声を出さずに口をぱくぱくとさせる。
なんだろう?
繰り返されるその動きを読み取れば、短い言葉の羅列になる。
『あ・と・で』
それを繰り返して悪戯に笑う。
そして今度は彼からかすめてくる指先。
さりげなさを装って撫でられる髪。
共有する秘密に心地よさを感じた、ある秋の日。
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友には何でこんな時ばかり書くのが早いんだと言われました。
ごもっとも。(笑)
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